ICLとフェイキックIOL

視力回復手術にはレーシックによるものの他に、ICL(有水晶体眼内レンズ)という眼球にレンズを埋め込む手術方法があります。また、これと同様に眼球にレンズを埋め込むフェイキックIOLという手術方法もあります。

 

ICLの手術方法は、日本での認可が下りていないので、同じような手術方法のフェイキックIOLが知られているでしょう。

 

ICLとフェイキックIOLの違いは、どちらも眼球にレンズを埋め込むことになりますが、このレンズを埋め込む位置に違いがあります。レンズの埋め込む位置は、ICLは眼球の虹彩と水晶体の間へ挿入し、フェイキックIOLは眼球の虹彩と角膜の間に挿入します。

 

ICLの手術の場合は、挿入するレンズが柔らかい素材で作られているので、折りたたんで眼球に挿入するのでレンズの挿入口も小さくて済み、縫合が必要ありません。また、両眼を同時に行うことができます。レンズを入れた挿入口は、点眼薬によって完治することができます。

 

これに変わってフェイキックIOLは、角膜を数mm切除してレンズを挿入します。この為に手術後は、角膜の縫合が必要になります。このことから両眼の回復手術を行う場合は、片方の手術を行ってから数週間空けて、片眼ずつ行わなければなりません。

 

フェイキックIOLもICLもレーシックのように角膜を削りませんので、角膜の厚みが薄いことでレーシックができなかった方にも視力回復手術が行えます。また、レーシックにあるハロ現象やグレア現象は無く、夜に起こる光のトラブルがありません。

 

これらを考えると視力回復手術は、レーシックよりもICLやフェイキックIOLが有効のように思えますが、費用がレーシックに比べて3〜5倍ほどかかりますので、どちらの選ぶかは良く検討して回復手術を行いましょう。

  • 2015/09/29 20:30:29